クラッチタイムで存在感示したブレイザーズのカーメロ・アンソニー「これを18年間やり続けている」

ポートランド・トレイルブレイザーズは、日本時間1月12日(現地11日)にトロント・ラプターズ と対戦し、112-111で接戦を制した。 この試合、ブレイザーズではデイミアン・リラードが23得点、CJ・マッカラムが30得点と自慢の2枚看板の活躍が光ったが、カーメロ・アンソニーもベンチから今季自己最多の20得点と存在感を示した。アンソニーは前半シュートを7本中1本しか決められず不調だったが、第4クォーターに入ると13得点と爆発。勝負強さを発揮した36歳のベテランは「18年間やり続けていること」と自身のパフォーマンスを振り返っている。 「シューターはシュートを打ち続けるんだ。自分にとってはリズムが大事。リズムがないとき、それを掴む方法を見つけ出さなければいけない。今日は(得点ではない)ほかのことで試合に絡んでいき、リズムに乗れたね。後半はリラックスし、タッチも良かった。自分のスポットに行き、ディフェンダーの上からシュートを打つ。それにデイムとCJがダブルチームされたとき、彼らはしっかりと自分を見つけてくれた」 試合残り9.9秒に決勝点となる逆転のジャンプショットを決めたマッカラムも、前半の不調を引きずらなかったアンソニーの活躍を称賛している。 「彼は戦い続けていたね。しっかりとリバウンドに絡み(5リバウンド)、コミュニケーションもよく取っていた。何本かの3ポイントと、ターンアラウンドジャンパーも試合終盤に決めた。彼の存在は大きいよ。彼の実力を相手は知っているから、彼はチームにスペースと創造性をもたらすんだ」 今季はシックスマンとしてプレイするアンソニーは、ここまで9試合に出場し、平均25.2分で13.0得点、3.6リバウンド、1.2アシスト、3ポイント成功率41.0%を記録。アンソニーの活躍もあり、現在3連勝と好調のブレイザーズは次戦、14日(同13日)にサクラメント・キングスと対戦する。

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