ロサンゼルス・レイカーズが、ベテランフォワードのマーキーフ・モリスと1年の再契約で合意に至ったという。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が伝えている。 “モリス兄弟”の兄マーキーフ・モリスは昨季、デトロイト・ピストンズでシーズン開幕を迎えたが、今年2月にバイアウト(契約買い取り)を行って無所属に。その後、2月23日(日本時間24日)にレイカーズへの加入が決まった。 新天地ではレギュラーシーズン14試合で平均5.3得点、3.2リバウンドを記録。プレイオフでは全21試合に出場して平均5.9得点、3.0リバウンドを挙げ、タフなディフェンスを武器にセカンドユニットの一員としてリーグ制覇に貢献していた。 双子の弟マーカスが所属するロサンゼルス・クリッパーズへの移籍に関心ありとも伝えられていたが、ベテラン最低保証額の1年契約でレイカーズ残留となった。2011年にNBA入りした31歳のモリスは、これまでレイカーズ、ピストンズ以外にもフェニックス・サンズ、ワシントン・ウィザーズ、オクラホマシティ・サンダーに在籍。NBA通算637試合で平均11.4得点、5.3リバウンドを記録している。 今オフ、レイカーズはデニス・シュルーダー、モントレズ・ハレル、マルク・ガソルなど積極的な補強を実施。どんな戦術にも対応できるモリスは、新シーズンもローテーションの1人としてベテランらしい堅実な働きが期待されている。