12月22日(日本時間23日)に開幕する2020-21シーズンで連覇を狙うロサンゼルス・レイカーズが、新たな戦力補強を敢行した。 11月20日(同21日)、今オフに完全FA(フリーエージェント)となっていたモントレズ・ハレルとウェスリー・マシューズが、レイカーズと契約することで合意した。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者と『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が、それぞれ報じている。 26歳のハレルは、昨季レイカーズと本拠を同じにするライバルチームのロサンゼルス・クリッパーズに所属。身長201cmとビッグマンにしてはサイズ不足ながら、持ち前の野性味あふれるパワフルなプレイで平均18.6得点、7.1リバウンド、1.7アシストと控えの得点源として躍動し、自身初のシックスマン賞に輝いた。 長距離砲と守備を売りにする34歳のマシューズは、昨季リーグ最高勝率を挙げたミルウォーキー・バックスでプレイし、平均7.4得点、2.5リバウンド、3ポイント成功率36.4%をマーク。レイカーズでは、デニス・シュルーダーを獲得する際にオクラホマシティ・サンダーに放出したダニー・グリーン(その後フィラデルフィア・76ersにトレード)の穴を埋める活躍が期待される。 先述のシュルーダーに続き、ハレルを獲得したことで、昨季のシックスマン賞でトップ2の投票数を得た2人を揃えることに成功したレイカーズ。控えビッグマンのドワイト・ハワードは76ersと契約したが、連覇に向けての補強は順調に進んでいるようだ。