現在NBAでは、新シーズンの開幕時期をいつにするのかが議論されている。12月22日（日本時間23日）か、来年1月18日（同19日）にシーズンをスタートさせるという2つの案が協議されるなか、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、NBA選手会が近日中に開幕時期についての投票を実施すると報じた。 「NBPA（選手会）は11月5日の夜（同6日朝）か、6日の朝（同6日夜）に、12月22日開幕について投票を行う予定だ」 シャラニア記者によると、12月22日に開幕する場合は、12月1日（同2日）にトレーニングキャンプがスタートし、72試合制のレギュラーシーズンを開催。そしてNBAファイナルは7月22日前後に終了する予定だという。それに対して1月18日開幕の場合は、レギュラーシーズンは60試合制。12月28日（同29日）にトレーニングキャンプが始まり、NBAファイナルは8月22日前後に終了するとした。 12月22日にシーズン開幕となれば、クリスマスゲームを含め、より多くの試合をこなせるため、ビジネス面では多くの収入が見込める。また、新型コロナウイルスが終息した場合、2021-22シーズンを通常のスケジュールに戻しやすいなどの利点がある。ただ、プレイオフを勝ち進んだチームにとって、休養期間が通常より大幅に短くなることが懸念されている。 どちらにもメリット、デメリットがあるなか、選手会の投票ではどのような結果が出るのか。