マイアミ・ヒートのパット・ライリー球団代表が10月23日(日本時間24日)に行ったシーズン最後の記者会見で、今オフの計画について語ったそうだ。『AP通信』のティム・レイノルズ記者が伝えている。 その中でライリー球団代表は、現在のロスターを維持しつつ、2021年のオフに大物選手を獲得できるだけのサラリーの余裕を確保する計画であることを明らかにし、「それを実現するための良いアイデアを持っている」と自信を見せたという。 レイノルズ記者は、ライリー球団社長が語った内容を以下のように伝えている。 「我々の最優先事項は、我々の選手たちをケアすること。そしてその決断はすぐに下さないといけない。バム(アデバヨ)は(契約延長の)決断をしなければいけないし、我々もそのつもりだ。また、ゴラン(ドラギッチ)をはじめとする、チームのために犠牲を払ったフリーエージェント選手らも気にかけている」 イースタン・カンファレンスの第5シードながら、NBAファイナルに進出した戦力を維持することが最優先であるとしたうえで、「とにかく柔軟であり続ける必要がある」と強調したライリー球団代表。2021年のフリーエージェント市場でバックスのヤニス・アデトクンボの獲得に動くことが有力視されるなか、サラリーキャップに余裕を持たせつつ、今オフに戦力をアップグレードできるか注目となる。