クレイ・トンプソンが故障後初めて練習参加 ウォリアーズHCが現状説明「トップレベルの状態は期待していない」

2019年のNBAファイナルで左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負ったゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンが9月25日(日本時間26日)、チームのミニキャンプで行われた合同練習に参加した。 トンプソンは今季全休を余儀なくされ、約1年3カ月にわたってリハビリに励んでいただけに、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は練習合流を歓迎。『NBC Sports』のモンテ・プール記者が喜びの声を紹介している。 「第一に、彼に会えて良かった。本当に安心した。彼は約400日間もチームの試合や練習から離れていたからね。彼の姿をコートやロッカールームで見られるのは、とても素晴らしいこと。私たちにエネルギーと興奮を与えてくれる」 気になるのは1年以上のブランクによる影響だが、カーHCはトンプソンの状態についてこのように言及した。 「復帰してから初めての練習だ。トップレベルの状態にあることは期待していないし、もちろんそうではなかった。だけど、重要なファーストステップとなった。クレイ(トンプソン)はよく動けているし、今どの状態にあるかを測ることもできた」 ウォリアーズは2014-15シーズンから5年連続でNBAファイナル進出を果たし、うち3回で優勝を果たしている。しかし、黄金時代を築いていたチームは昨オフに主力のケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)を失い、トンプソンやステフィン・カリーの負傷欠場が続いた今季はカンファレンス最下位(15勝50敗)に沈んだ。 アンドリュー・ウィギンスやエリック・パスカルといった新たなキャストを迎え、再建モードに入ったウォリアーズにとって、主力のトンプソン復帰は朗報だ。故障前の2018-2019シーズンに平均21.5得点、3.8リバウンド、2.4アシストをマークしていたトンプソンが、来季も同様のスタッツを叩き出せればライバルチームにとって脅威となるだろう。 トンプソンは来年1月に予定されている2020-21シーズン開幕までにコンディションを取り戻せるか、大きなポイントになりそうだ。

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