膝の怪我により再開シーズンで1度も出場していないデンバー・ナゲッツのウィル・バートンの復帰は、ロサンゼルス・レイカーズとのカンファレンス決勝でも見込めないようだ。 9月21日(日本時間22日)、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が、戦線離脱中のバートンについて、「ナゲッツのスウィングマン、ウィル・バートンは、ロサンゼルス・レイカーズとのカンファレンス決勝シリーズで復帰しないことが濃厚だ。NBAのシーズンが再開して以降プレイできていないバートンは、怪我をした膝のリハビリを続けている」と伝えている。
シーズン中断前、バートンは58試合で平均15.1得点、6.3リバウンド、3.7アシストを記録するなどチームの主力として活躍。しかし、シーズン再開直前のスクリメージでプレイしたのを最後にその後は欠場し、現在はフロリダ州オーランドのバブル(隔離地域)を離れ、同じフロリダ州のマイアミでリハビリを行なっていると報じられていた。 ナゲッツでは現在、バートンの代わりにジェレミー・グラントが先発を務め、若手のマイケル・ポーターJr.が控えとして出場機会を得ている。グラントが平均9.9得点、3.1リバウンド、ポーターJr.が平均11.5得点、6.9リバウンドと両者ともにプレイオフで奮闘しているが、連敗スタートとなったカンファレンス決勝でナゲッツが巻き返すには、これまで以上の活躍が2人に求められる。