ブルックリン・ネッツのスティーブ・ナッシュ新HC(ヘッドコーチ)が、JJ・レディック(ニューオーリンズ・ペリカンズ)のポッドキャスト『The Old Man and the Three』に出演した際、2020-21シーズンのオフェンス戦略について言及した。 コーチ経験がなく、まさに電撃就任となったナッシュ新HCは、ケビン・デュラントやカイリー・アービングらスーパースターをはじめとする充実したロスターに興奮していると明かした上で、「来シーズンは”走る”オフェンスになる」と明言した。
「カイリーはボールを持っていない時でも危険だ。ケビンは5つのポジションすべてをプレイすることができる。彼には全ポジションをプレイさせるつもりだ。私は、キャリス・ルバート、ディアンドレ・ジョーダン、ジャレット・アレン、ジョー・ハリスら充実したロスターに興奮している」 加入1年目は怪我で全休したデュラントと肩の故障に苦しんだアービングが鍵を握るのは間違いないが、司令塔を担うアービングとの関係についてもナッシュ新HCは語っている。 「カイリーとは彼がルーキーの時からの付き合いで、彼の成長を見守ってきた。ケビンよりもカイリーとの関係が長いのは明らかだ。カイリーは私が最も好きな選手の1人だから、彼のチームを指揮できることに興奮している。彼は素晴らしいバスケットボール選手だが、彼のプレイ以外の部分についても、もっと知りたいと思っている」 ナッシュ新HCはアービングのことを「思慮深く、繊細で、聡明な人間」と考察しており、今後さらに深いレベルでお互いのことを理解し合えることを楽しみにしているという。 アービングとデュラントには“扱いづらい選手”というイメージが少なからずあるなかで、ナッシュ新HCは上手くコントロールできるのか。