ナゲッツのニコラ・ヨキッチを敵将が絶賛「殿堂入りビッグマンの要素を兼ね備えている」

ロサンゼルス・クリッパーズのドック・リバースHC(ヘッドコーチ)が、現在プレイオフのウェスタン・カンファレンス準決勝で対戦しているデンバー・ナゲッツのセンターのニコラ・ヨキッチを絶賛した。 リバースHCが殿堂入りした往年のビッグマンと比較しつつ、ヨキッチについてコメントしたことを『ESPN』のオーム・ヤンミスク記者が伝えている。

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「ヨキッチは、殿堂入りしたビッグマンが持つ様々な要素を兼ね備えている。アキーム・オラジュワンのようなフットワークと動きができ、ケビン・マクヘイルのような賢さがあってシュートも上手い。そして、彼は私が今まで見てきた選手の中で最もパスが上手いビッグマンでもある。往年のビッグマンの中では、ビル・ウォルトンが最もパスが上手い選手だった。彼は本当に良い選手だ。スカウティングのために彼のプレイ映像を研究していると、とてもイライラするんだ」 一方で、クリッパーズのパトリック・べバリーは「ヨキッチは大げさに仰け反って審判にファールをアピールする」と批判したが、ヤンミスク記者によればナゲッツのマイケル・マローンHCは反論している。 「私はべバリーの言葉には耳を貸さない。カワイ・レナードが何か喋ったのなら、何を言ったのか聞こうとしただろう。カワイは素晴らしい選手だからね。だが、とにかく皆さんにはスタッツを改めて確認してもらいたい。第3戦でファウルアウトしたクリッパーズのイビツァ・ズバッツは、ヨキッチよりも多くのフリースローを放った。その試合で、クリッパーズは26本のフリースローを放ったが、我々のチームは10本だった」 クリッパーズとのシリーズ初戦では、プレイオフ1回戦でユタ・ジャズと第7戦まで戦った疲れが見えたヨキッチだったが、第2戦は26得点、18リバウンド、4アシスト、第3戦は32得点、12リバウンド、8アシストを記録している。

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