8月20日(日本時間21日)、2019-20シーズンのプレイオフ進出を逃した下位14チームによるドラフトロッタリー(上位指名権の抽選会)が開催された。抽選の結果、ドラフト全体1位指名権はミネソタ・ティンバーウルブズが獲得した。 上位4位までの指名権を獲得する確率が最も高かったのはゴールデンステイト・ウォリアーズ、クリーブランド・キャバリアーズ、ウルブズで、3チームとも1位指名権が14%、2位指名権が13%、3位指名権が13%、4位指名権が12%というチャンスを持っていたが、そのなかでウルブズがトップ指名権を獲得することに成功している。八村塁がチーム代表として参加したワシントン・ウィザーズは、4位以内の指名権を獲得する確率が合計で20.2%あったが、結果的に昨年と同じ9位の指名権となった。
抽選で確定したNBAドラフト2020年の1巡目全体1位から14位までの指名順は以下の通り。 1位:ミネソタ・ティンバーウルブズ 2位:ゴールデンステイト・ウォリアーズ 3位:シャーロット・ホーネッツ 4位:シカゴ・ブルズ 5位:クリーブランド・キャバリアーズ 6位:アトランタ・ホークス 7位:デトロイト・ピストンズ 8位:ニューヨーク・ニックス 9位:ワシントン・ウィザーズ 10位:フェニックス・サンズ 11位:サンアントニオ・スパーズ 12位:サクラメント・キングス 13位:ニューオーリンズ・ペリカンズ 14位:ボストン・セルティックス(メンフィス・グリズリーズからトレード) 通常は各チームの代表者を1つの会場に集めて行われる抽選会だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響によりバーチャル・イベントとして開催された。 今年のドラフト上位指名候補には、アンソニー・エドワーズ(ジョージア大)、ジェームズ・ワイズマン(メンフィス大)のほか、ペリカンズでプレイするロンゾ・ボールの弟で、高校卒業後にオーストラリアのプロリーグNBLで1年プレイしたラメロ・ボールの名前も挙がっている。