8月15日(日本時間16日)、NBAは7月30日(同31日)から8月14日(同15日)の間に行なわれたシーディングゲームのアウォード受賞者を発表した。最優秀選手賞となるKia NBAプレイヤー・オブ・ザ・シーディングゲームには、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが選ばれている。 シーディングゲームのMVPに輝いたリラードは、8試合で平均37.6得点、9.6アシスト、4.3リバウンド、1.4スティールを記録。8月9日(同10日)のフィラデルフィア・76ers戦で51得点、11日(同12日)のダラス・マーベリックス戦で自己最多に並ぶ61得点を叩き出すなど、超人的な活躍で同期間6勝2敗の成績を残したブレイザーズのプレイイン・ゲームズ(プレイオフ出場決定戦)出場権獲得に大きく貢献した。シーディングゲームの各アウォードは、再開シーズンが開催されているフロリダ州オーランドの“バブル”(隔離地域)内にいるスポーツ記者、放送関係者による投票によって決められているが、リラードは満票で“バブル”MVPに輝いた。 最優秀選手賞と共に発表されたKia NBAオール・シーディングゲーム・チームのファーストチームにはリラードを筆頭に、デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)、TJ・ウォーレン(インディアナ・ペイサーズ)が選出。
セカンドチームにはヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)、クリスタプス・ポルジンギス(マーベリックス)、キャリス・ルバート(ブルックリン・ネッツ)、マイケル・ポーターJr.(デンバー・ナゲッツ)が選ばれている。 また、シーディングゲーム最優秀コーチには、フェニックス・サンズを2009-10シーズン以来となる8連勝に導いたモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)が選出された。 各賞の受賞者は以下の通り。(順不動) ■Kia NBAプレイヤー・オブ・ザ・シーディングゲーム デイミアン・リラード(ブレイザーズ) ■Kia NBAオール・シーディングゲーム・チーム 【ファーストチーム】 デビン・ブッカー(サンズ) ルカ・ドンチッチ(マーベリックス) デイミアン・リラード(ブレイザーズ) ジェームズ・ハーデン(ロケッツ) TJ・ウォーレン(ペイサーズ) 【セカンドチーム】 ヤニス・アデトクンボ(バックス) カワイ・レナード(クリッパーズ) クリスタプス・ポルジンギス(マーベリックス) キャリス・ルバート(ネッツ) マイケル・ポーターJr.(ナゲッツ) ■シーディングゲーム最優秀コーチ モンティ・ウィリアムズ(サンズ)