マジック・ジョンソンがレブロンのMVP受賞を主張「これほどのリーダーはいない!」

NBAの2019-20シーズンにおける年間アウォードは、7月21日(日本時間22日)から28日(同29日)にかけて投票を実施。「全30チームにとって公平な選考プロセス」を重視し、新型コロナウイルスの影響でリーグが中断された3月11日(同12日)までの試合を基に選出される。シーズンMVPはヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)の2年連続受賞が有力視されているが、往年の名司令塔マジック・ジョンソンはレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)を推している。 昨季MVPのアデトクンボは今季もリーグ3位の平均29.6得点、13.7リバウンド、5.8アシストと攻守を牽引し、チームもリーグ最高勝率(53勝12敗/81.5%)をマークしている。 一方、レブロンは今季新たにポイントガード役を担い、平均25.7得点、7.9リバウンド、リーグトップの10.6アシストを記録。アンソニー・デイビスという強力なパートナーとともに、バックスに次ぐリーグ2位の勝率(49勝14敗/77.8%)に導いた。 7月30日(同31日)から始まるシーディングゲームは選考対象に含まれないため、アデトクンボの2年連続MVPが最有力と目されているが、レイカーズOBで自身も通算5度MVPに輝いた経験を持つマジックは、ツイッターでレブロンが受賞すべきだと訴えた。 「レブロン・ジェームズは間違いなく今シーズンのMVPだ。彼は平均25得点、10アシスト、そしておよそ8リバウンドとトリプルダブルに近い数字を叩き出している。彼のディフェンスは素晴らしいし、スポーツ界にこれほどのリーダーはいない!」 マジックはかねてからレブロンを“史上最高のオールラウンダー”と称するなど高く評価してきたが、MVP選考に関しては中断期の5月時点でデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)も「今シーズンはレブロンだと思う」という見解を示しており、どのような最終結果になるのか注目が集まる。

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