いつかヤニスとマッチアップしたい。日々成長し続ける現役大学生Bリーガー【アルバルク東京コラム vol.4 小酒部泰暉】

こんにちは。昨年12月にアルバルク東京に加入した小酒部泰暉(おさかべ・たいき)です。僕のことをあまり知らない方も多いと思うので、簡単に自己紹介をさせてもらいますね。

卒論に苦戦中の大学4年生です。

神奈川大学のバスケ部ではエースとして活躍

1998年生まれの21歳(7月に22歳になります!)です。アルバルクの選手であるのと同時に、神奈川大学に通う大学4年生でもあります。 アルバルクに入るまでは、生まれてからずっと神奈川県山北町(やまきたまち)に住んでいました。「それ、どこ?」って思われるかもしれませんが、神奈川の一番西にある町で、実は県で3番目に面積が大きいんです。人口は少ないけれど自然がいっぱいで、町民がみんな知り合いみたいな感じ。高校のとき、コンビニでバイトをしているといつも「背が高いね~」とか「暑いね~」とか、フレンドリーに話しかけられてました(笑)。 大学のバスケ部を退部してプロに挑戦した理由は、シンプルにもっと上のレベルでプレーしてみたくなったから。僕は高校まで、全国どころか県大会の上位にも入ったことがない選手でした。大学ですごく成長させてもらって、3年生のときはB代表候補になったり、関東大学リーグの得点王にもなれました。 本格的にプロへの転向を考え出したのは、3年の秋。チームのことが大好きだし、最後まで大学でプレーしたい気持ちもあったんですけど、チャレンジしてみたいという気持ちを止められませんでした。 というわけで今は「現役大学生プロ」なんですが、卒論以外の単位は全部取り終わったので、もう大学には通っていません。唯一している学生っぽいことが、卒業論文。Bリーグと経済をからめた内容を、来シーズンまでに完成させる予定です。なかなか外出しづらい今は、一気に書き上げる絶好のタイミングなんですが……全然スムーズに進んでません(笑)。

山北高校在学時は、県大会の上位にも入ったことがなかったという

得意料理はカルボナーラ

せっかくなので、少し「おうち時間」のことも紹介しますね。僕はアルバルクに入るまでずっと実家にいたので、21歳で初めて一人暮らしを始めました。最初はちょっと寂しくて、大学の友だちに遊びに来てもらったりしていたけれど、今ではずいぶん慣れました。洗濯や料理は思ったより苦ではないですね。得意料理はパスタ。火加減が難しいカルボナーラも、けっこう上手に作れるんですよ!

得意料理のカルボナーラ!さすがアスリートと言わんばかりの量である

とはいえ、気軽に外食できない今は、毎食のメニューを考えるのにかなり苦労しているのが正直なところ。何かおいしいレシピ、教えてください! 甘いものも好きなので、スイーツのレシピも大歓迎です!(この前スイートポテトを作りました^^) あと、卒論がなかなか進まない最大の理由が……YouTube。特に激ハマりしているのが「東海オンエア」という6人組のYouTuber。体を張ったゲームやチャレンジがめっちゃ面白くて、ついつい毎日、何本も見ちゃうんですよね。 東海オンエアは拠点が愛知なので、時々シーホース三河さんとコラボしてるんですが、正直ものすごくうらやましい! いつか、僕やアルバルクともコラボしてほしいです(笑)。

加入して痛感した大学とは違う練習の質

さて、ここからはバスケとチームの話です。アルバルクに入って一番驚いたのは、練習の質の高さでした。練習から試合と同じように漂う「1つのミスが命取り」という緊張感は、大学のバスケ部では味わったことがないものでした。まだチームルールをよく理解していなくて、ミスをしてはルカ・パヴィチェヴィッチ・コーチから怒られていた僕は、先輩たちのミスのないプレーを見て、「これがアルバルクの強さなんだな」とすごく納得しました。 特に、チームのスタイルに慣れることには苦労しました。大学ではエースとしてずっと試合に出ていたので、とにかく自分がボールを持って攻めることを考えていました。けれどルカコーチは“5人で戦うこと”をすごく大切にしているので、僕が難しいシュートを打つと、必ず「仲間を活かすプレーや次の手を考える力を身に付けなさい」と言います。当然ながら、プレータイムも大学のようにたくさんあるわけではないので、同ポジションの田中大貴さんらを見て勉強中です。大貴さんのプレーって、ピック&ロールとかパス一つをとっても、本当にすごいんです。

チームのエースを務める田中大貴からは、同じSGとしても教わることが多いという

ちなみに、他のチームですごいと思ったのは、三河の金丸晃輔さんです。僕より身長が高いのに、ちょっとのズレでシュートが打てるし、しかもそれをしっかり決めてくる。昨季は対戦の機会がなかったので、映像でしかプレーを確認できてませんが、正直どうやったら止められるか全然わかりません(笑)。でも、来季はぜひマッチアップしてみたいです。 チームでは、同期入団のゲン(平岩玄)やレイジュ(笹倉怜寿=仙台89ERSにレンタル移籍)と一緒にいることが多いです。2人とも1つ年上なんですけど、昨年春に行われたU22日本代表の合宿から、ずっと同い年のような感覚で仲良くさせてもらっています。 ゲンはまじめそうに見えて、意外とふざけてますね。ダジャレを言っては1人で喜んだり(笑)。レイジュは天然で超甘党。タピオカドリンクを1日2杯くらい飲んでたこともあったらしいです。ちなみに僕は2人から「ちょっと抜けてる」と言われますが、自分では思ってません! 先輩だと、先日引退を発表された正中岳城さんには、本当にたくさん声をかけていただきました。大貴さんは、最初は話しかけづらい雰囲気があったんですが、意外とツッコミキャラというか、いじってくる感じの面白い方です。僕が大貴さんのロッカーにちょっと足を伸ばしてるだけで「お前、入ってくんなよ」って意地悪されます(笑)。

2007-08シーズンから加入し、先日引退を発表した正中岳城

新型コロナウイルスの影響で、プロ1年目の昨シーズンは実質3か月程度しかありませんでした。それでも来季はあくまでルーキーでなく「2年目」という意識で、プレータイム獲得を目標としていきます。武器としているシュートやディフェンスはもちろん、1年目の課題だった判断力やチームルールの徹底でも成長して、自分で攻めつつ仲間を活かせるプレーヤーになっていきたいです。応援、よろしくお願いいたします!

カリーの“打ったら入る”オフェンスが好き

NBAを初めて見たのは、小学5年生のころだったと思います。同じミニバスのチームメートが見ていて、つられるように見始めたのかな……。その後は自分でも積極的に見ていました。当時好きだったのはボストン・セルティックスです。レイ・アレン、ケビン・ガーネット、ポール・ピアースの「ビッグスリー」がいて、めっちゃ強かったですよね。 そこからはずっとセルティックス一筋……と言いたいところなんですが、2010年過ぎ頃からゴールデンステイト・ウォリアーズのファンになりました(笑)。NBAファンの方には言うまでもないでしょうが、ディフェンスはもちろん、”打ったら入る”っていうオフェンスが見ていてとにかく楽しい。ステフィン・カリーのワークアウトを見て、「世界のトッププレーヤーはこんなに努力してるんだ」って実感したり、クレイ・トンプソンの1クォーターだけで30点以上たたき出せる爆発力や、シュートフォームのきれいさに憧れたりしています。

コロナウイルスの影響で、今季ウォリアーズはシーズンが終了した。来季こそトンプソンとカリーのスプラッシュブラザーズの復活が楽しみだ。

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僕は勉強のためというよりは、単純にめちゃくちゃレベルの高いバスケが楽しくてNBAを見ているタイプです。ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)のユーロステップやアリウープパスを見るのも好きだし、レイアップの歩幅やワンドリブルからのシュートが似てると言われたことがあるケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)も気になるし……。そうそう、一度はヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)とマッチアップしてみたいな、なんて考えたりもしています。

チームメイトと一緒に。左から順番に安藤誓哉、小酒部泰暉、 笹倉怜寿、 アレックス・カーク

ちょっとプライベートの話題が多くなってしまいましたが、楽しんでもらえたでしょうか……? 来季こそは多くのBリーグファンに僕のことを知ってもらえるように頑張ります。特に、アピールポイントのダンクを完璧な形で決めて、みなさんに喜んでもらいたいです。その際にはぜひ、大きな声で「オサ」「タイキ」と叫んでくださいね! (構成:青木美帆)

小酒部 泰暉 生年月日1998年7月15日、身長:187㎝、体重:84㎏ 神奈川県山北町出身。大学まで地元神奈川で過ごし、昨年12月に卒業を待たずにアルバルク東京に加入。今年は大学生とプロバスケ選手の2足のわらじをはきながらも、成長した姿を見せてくれるはずだ!

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