ポール・ジョージ、クリッパーズ初優勝に自信「チャンピオンシップのDNAを手にした」

ロサンゼルス・クリッパーズは今季、カワイ・レナードとポール・ジョージの二枚看板を擁し、カンファレンス2位(44勝20敗)の好位置につけている。フランチャイズ創設50年の節目に初優勝の期待が懸かるが、ジョージはタイトル獲得に自信をのぞかせている。 インディアナ・ペイサーズのフランチャイズプレイヤーとして君臨したジョージは、2014年に右足の腓骨と脛骨を開放骨折する大怪我を負いながら復活を果たし、在籍7年間で計4回のオールスター出場。オクラホマシティ・サンダーを経て、今季開幕前にトレードでクリッパーズに加入した。 肩の手術とハムストリングの負傷で22試合を欠場したが、平均21.0得点、5.7リバウンド、3.9アシストをマーク。同じく新加入で平均26.9得点、7.3リバウンド、5.0アシストを挙げるレナードと強力デュオを形成し、ロサンゼルス・レイカーズに次ぐ勝率に導いている。ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)の下、ベンチスタートながら平均18得点以上を誇るルー・ウィリアムズとモントレズ・ハレル、守備のスペシャリストであるパトリック・ベバリーと陣容は充実しており、ジョージは『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者に対して高らかに“優勝宣言”した。 「(チャンピオンシップを)確信している。俺たちには十分なロスター、コーチ、オーナー、そして街がある。何ができるか、とにかく自信がある。俺の体も100%の状態に戻った。チームも健康状態は上がっていて、コーチングスタッフからロスターまで、俺たちはチャンピオンシップのDNAを手にした。興奮しているよ」 新型コロナウイルスにより中断していたシーズンの再開形式にもよるが、クリッパーズが優勝するためにはレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスを擁するレイカーズ超えが“ノルマ”。クリッパーズとレイカーズとのライバル関係は、ロサンゼルスにとって「美しい」とジョージは語る。 「LAには優勝できる可能性のあるチームが2つある。レイカーズも、クリッパーズもそれを尊重している。レイカーズは、俺たちがチャンピオンシップを勝ち獲るために乗り越えなければならないチームだと思っている」 ジョージはシーズン再開に向けて、すでに気合い十分のようだ。

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