ロケッツのオーナー、トランプ大統領にNBA再開の見通しについて語る「問題なく進めば再開の決断を下す」

ヒューストン・ロケッツのオーナーであるティルマン・ファティータは、全米屈指の外食チェーン企業であるランドリー社のチェアマン兼CEOを務めている。5月18日(日本時間19日)、レストラン業界を代表する人物がホワイトハウスに集結して行われたドナルド・トランプ大統領との会議に出席したファティータが、大統領に対して今後のNBAの見通しについて語ったと『ESPN』が報じている。 トランプ大統領に中断するNBAについて訊かれたファティータは、リーグは再開に向けて前進していると伝えたようだ。 「これからの数週間で、ウイルスに対して正しい方向に進んでいることを確認する必要があります。そしてこのまま問題なく進んでいけば、これまで素晴らしい仕事をしているコミッショナーのアダム・シルバーと30チームのオーナーは、シーズン再開に向けての決断を下すでしょう」 さらに大統領から「シーズンは最後まで行われるのか?」とより具体的な質問を受けるとこう返答している。 「シーズン終了について何試合プレイするのか話し合っていると思います。今、選手たちの給与は25%のカットとなっており、彼らは給与を得るためにプレイする必要があります。他のスポーツと違い、選手たちはリーグの総収入の50%を受け取る権利を持っているので、無観客でも彼らは(試合をプレイして)収入を得たいと思っています」 また、この会議においてファティータは、今季開幕前にチームのGM(ゼネラルマネージャー)であるダリル・モーリーが、香港の民主化を求める反政府デモを支持することをツイッターに投稿したことで関係が悪化した中国についても言及。コロナウイルス感染拡大において、アメリカと中国の対立が強まっている状況を受け、「我々のGMが『香港に自由を』とツイートした時、中国にとって悪い年になると気づくべきだった。まだ、この件については取り組んでいる」と述べている。

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