クリッパーズのリバースHC、課題となる選手のコンディション管理に自信

新型コロナウイルス感染防止のためリーグが中断している今、NBAは選手たちにチーム施設の利用を禁じ、コーチたちも選手と直に会ってトレーニングをすることができない状況だ。 そんななか、ロサンゼルス・クリッパーズのドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は、4月8日(日本時間9日)に応じたビデオ取材で選手たちのコンディション管理について自信があると語った。 『ESPN』によると、リバースは毎日、3〜4人の選手たちに電話をかけ、コーチ陣とはオンライン会議サービスのZoomを使って、週2〜3回のミーティングを実施するなど、チームメンバーと頻繁にコミュニケーションを取っているようだ。そのうえで指揮官はコンディション管理に関しては選手たちを信頼しているとした。 「カワイ(レナード)が、ハードに練習しているのは分かっている。それは保証することができる。去年の夏、彼は故障によってワークアウトができなかった。それが今、彼はこの中断期間中にトレーニングできている。再会する時は、素晴らしく仕上がった体型の彼を見ることになるだろう。それはPG(ポール・ジョージ)も同じだろうね」 選手のトレーニング環境について、バスケットボール部門代表のローレンス・フランクは「私たちのパフォーマンスとメディカルスタッフは、選手たちの自宅をトレーニングジムにするために素晴らしい仕事をしてくれた」とコメント。NBAだけでなく、他のスポーツも活動休止となり、多くのアスリートがトレーニング器具などを求めるなかでのスタッフの迅速な対応を賞賛している。 ただ、「何人かの選手は、すぐ近くにバスケットボールのゴールがある。しかし、ある選手は車を運転してロサンゼルス一帯でバスケゴールを探したけど、全てが使用禁止となっていた」と、ボールを使ってのシューティング練習は難しい状況にあるという問題も吐露した。

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