『The Athletic』のシャムス・シャラニア記者によると、フィラデルフィア・76ersのアル・ホーフォードが、新型コロナウイルス対策をサポートするための費用として50万ドル(約5500万円)を母国のドミニカ共和国に寄付したそうだ。 ホーフォードの父のティト・ホーフォードはドミニカ共和国出身の最初のNBA選手だ。ホーフォードはドミニカ共和国で生まれたあとに一家でミシガン州に移住し、名門フロリダ大学でNCAAトーナメントを2連覇(2006年、2007年)し、2007年のNBAドラフト1巡目3位指名でアトランタ・ホークスに入団した。 ホーフォードは、ホークス(2007年から2016年)とボストン・セルティックス(2016年から2019年)でプレイしたあと、昨夏にシクサーズに入団し、今シーズンは60試合に出場して1試合平均12得点、6.9リバウンド、4.1アシストを記録している。 『NBC Sports Philadelphia』のノア・レビック記者によると、シクサーズではジョエル・エンビードも新型コロナウイルス対策のために50万ドルを寄付しているほか、ベン・シモンズは『The Philly Pledge』というチャリティー基金を開設している。シモンズの基金には、フィラデルフィアのアスリートや、シクサーズのチームメイトのマティース・サイブル、トバイアス・ハリス、ノーベル・ペル、マリアル・シェヨックらがサポートをしている。