ユドニス・ハズレム、地元マイアミのビーチに繰り出す若者たちを批判

マイアミ・ヒートのユドニス・ハズレムは、NBA入りから今シーズンまでヒート一筋で17年に渡って在籍している。彼の地元はマイアミであり、生粋のホームタウンプレイヤーだ。そんな彼にとって、新型コロナウイルスの感染防止で不要不急の外出禁止が求められているなかで、マイアミのビーチに詰めかけて遊んでいる若者たちの無責任な行動は耐えられないものだ。 『THE PLAYERS’ TRIBUNE』にハズレムは、マイアミのリアルという題名でエッセイを寄稿し、ビーチで騒ぐ若者たちを批判している。 現在39歳の彼だが、幼少期には飢えを耐えるような貧困の環境で育ってきた。一方、ビーチにいる大半の若者は、わざわざ遊びに来るだけの金銭的な余裕がある。それだけに次のように憤りを見せる。「1つ確かなことがあり、それはビーチにいる若者は一度もお腹をすかせたことはないだろう。彼らは抜き打ちの小テストより深刻な心配をする必要がない。そんな彼らがこのパンデミックが起きている最中、マイアミに来て、何も起きていないかのように行動している」 抵抗力が強い若者はたとえ感染しても大事には至らない可能性が高いと見られている。ただ、もし、彼らがビーチで感染し、それぞれの地元に戻っていった場合、そこで子供や老人たちが感染するかもしれない。 「このウイルスは、全ての人々、特に身体が弱い人々に影響を与えている。もし、君たちが素晴らしい環境にいるのなら、そのまま自宅に待機してくれ。屋根がある家にいて、ネットフリックスが観られて冷蔵庫いっぱいに食べ物があるのなら、家にいてくれ」とハズレムは続け、一刻も早くマイアミのビーチに若者が集まる愚行が終わってくれることを願っている。

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