フェニックス・サンズのデビン・ブッカーは、5年目にして初出場を果たしたオールスターの期間中にアリゾナの自宅を売りに出したという。 ケンタッキー大から2015年のドラフト1巡目13位でサンズに入団したブッカーは、2017年3月のボストン・セルティックス戦で史上6人目の1試合70得点を史上最年少(20歳145日)で達成。今季も史上最年少(22歳148日)で2試合連続50得点以上を記録するなどリーグ屈指のスコアラーとして名を馳せ、今年2月にはデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)の代替ながら念願のオールスター初出場を果たした。 進境著しいブッカーの今季年俸は2729万ドル(約30億5000万円)。これはスター揃いのNBAの中でもトップ30に入る高額だが、『ロサンゼルス・タイムズ』によれば、23歳のブッカーはアリゾナ州の高級住宅街「パラダイス・バレー」にある自宅を419万5000ドル(約4億7000万円)で売りに出したというのだ。 ブッカーは3年前、サンズの本拠地トーキング・スティック・リゾート・アリーナから北東15マイル(約24km)に位置する物件を325万ドル(約3億6000万円)で購入。520平方メートルの広さを誇り、砂漠地帯のフェニックスで驚くほど緑豊かな豪邸は、ベッドルームとバスルームがそれぞれ4つあるほか、暖炉、ワインを保管できるダイニングルーム、シアタールーム、プールやスパなども完備している。 パラダイス・バレーはサンズの選手にも人気の地域で、フランチャイズのオーナーを務めるロバート・サーバー氏が昨年、アリゾナ州史上最高額となる1925万ドル(約21億5000万円)で邸宅を売却したことでも知られる。ブッカーの次なる自宅は、5億円をゆうに超える高級物件となりそうだ。