元マイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイドが、マイアミの大御所ラッパー、リック・ロスとタッグを組みラップソングをリリースする。 2月19日(日本時間20日)、ウェイドは自身のツイッターにて「マイアミ・ウェイドカウンティ(ファンの愛称)へちょっとしたプレゼント」という文章と共に、シングル曲『Season Ticket Holder』のカバーアートを公開。過去5回全米アルバムチャートで1位に輝いているリック・ロス名義でドロップする今回の曲には、ウェイドのほか、ウェイドの元チームメイトで現在もヒートでプレイするユドニス・ハズレム、そしてベテランR&Bシンガーのラファエル・サディークが客演するようだ。 『ESPN』のレイチェル・ニコールズ記者が行ったインタビューにてウェイドは、今回のコラボレーションのきっかけを語っている。 「リック・ロスとは僕のスニーカーブランドであるリーニンでコラボしたんだけど、それで昨年末に彼と話す機会があったんだ。そしたら彼が『D(ドウェイン)、俺と曲を作ってほしい』って言ってくれたから、『OK!』と返事をしたんだ」 ニコールズ氏の「デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)も油断できないレベル?」との質問に対してウェイドは、「それはないよ。そこまで上手くない(笑)。僕は本物のアーティストではないからね」と謙遜しつつ、新たなことに挑戦する理由を明かした。 「コービー(ブライアント)の色々な動画を見て、やろうと思ったんだ。ブライアン・マクナイト(R&Bシンガー)と共演していたり、彼が人生で様々なことに挑戦する姿をファンの1人として見てきた。それで僕も普段自分がやらないようなことをやってみようと思った。いろんな人が後々冗談を言って話せるような瞬間や思い出を作ろうってね」 新たなフィールドに足を踏み入れたウェイドの注目ラップシングル『Season Ticket Holder』は、3日間にわたってウェイドのキャリアを祝福する『L3GACY Celebration』が始まる21日(日本時間22日)から配信される。