ケンバ・ウォーカーがスティーブンスHCとの秘話を披露「ディナーという名目のフィルムセッションだった」

今シーズンよりボストン・セルティックスの新たな大黒柱として活躍するケンバ・ウォーカーが、チームとの契約後、ブラッド・スティーブンスHC(ヘッドコーチ)との間にあった少し変わった出来事を振り返り、指揮官が「バスケ中毒」であると語った。 地元テレビ局『NBC Sports Boston』のインタビュー番組に出演したウォーカーは、「スティーブンスHCのもとでプレイするのはどう?」との質問に対し、「彼はバスケ中毒だ。常にバスケを見ていて、どうすれば僕らがより上手くなれるかをずっと考えている」とスティーブンスHCの勤勉さを称賛すると、続けてセルティックスと契約を交わした開幕前の思い出を紹介した。 「契約後、彼からディナーに誘われたんだけど、それはディナーという名目のフィルムセッションだったんだ。彼は『家族に会いに来てくれ。そして食事をしよう。そのあとはフィルムセッションだ』ってな感じだった。実際に動画を見ながら、彼は僕がどのようなプレイが好きかを聞いてきて、それをオフェンスに組み込もうって言ってくれだんだ。クールな体験だったよ」 そのフィルムセッションが功を奏したのか、すんなりとチームに溶け込んだウォーカーは今シーズン1試合平均21.8得点、5.0アシスト、4.1リバウンドと出色のパフォーマンスを披露しており、16日(同17日)のオールスターゲームにも出場している。 オールスター休暇に入る直前の13試合で11勝を記録するなど、ここまで38勝16敗、イースタン・カンファレンス3位と好調のセルティックス。バスケ中毒のスティーブンスHCのもとチーム一丸となり、後半戦さらに順位をあげることはできるか。

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