ヤニス・アデトクンボ、ギリシャとナイジェリアの“Wルーツ”に誇り「どちらでもある」

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ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは、ギリシャの首都アテネで生まれ、2014年と19年のワールドカップにギリシャ代表の一員として出場している。「The Greek Freak(ギリシャの変わり種)」の異名を取る一方で、稀代の万能戦士のルーツはナイジェリアにある。本人はそのことに大きな誇りを感じているという。 1991年、アデトクンボの両親は長男フランシスを親族に預け、ナイジェリアの旧首都ラゴスからギリシャへ移住。その3年後の94年12月6日、アデトクンボが生まれた。母親が操るイボ語を聞き、ナイジェリアの食べ物、文化、音楽を楽しみ、7歳の時にバスケットボールを始めた、と『THE UNDEFEATED』のマーク・スピアーズ記者は少年時代についてレポートしている。 2012年、アデトクンボはギリシャ2部のフィラスリチコスとプロ契約を結んだ際にギリシャ国籍を正式取得。その翌年にドラフト1巡目15位でミルウォーキー・バックスに指名され、2014-15シーズンから主力に定着している。攻守両面を支配するオールラウンドな活躍で、昨季は自身初のリーグMVPにも輝いた。 アデトクンボは2015年、両親と自身の希望を叶える形でナイジェリアのパスポートも取得している。スピアーズ記者によれば、ナイジェリアとギリシャどちらを選択するか尋ねられることに少なからずプレッシャーを感じながらも、両国のルーツを大切にしたいと意思表明しているという。 「僕は争いごとが嫌いだ。『ギリシャ人ではなくナイジェリア人』『ナイジェリア人ではなくギリシャ人』とは言いたくない。僕はどちらでもあるからね」 バックスの共同オーナーであり、自身もアフリカのモロッコで生まれたマーク・ラズリー氏は、「ヤニスは自分をただの人間だと思っている。両親がナイジェリアからギリシャに行ったという事実を愛しているし、自分のルーツを愛している」と似た境遇のアデトクンボについて語っている。 ギリシャもナイジェリアも自分の礎――。その思いを胸に、アデトクンボは世界最高峰のNBAで今日も戦い続ける。

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