現役最強リバウンダーのアンドレ・ドラモンド、トレードでキャバリアーズへ移籍

デトロイト・ピストンズのアンドレ・ドラモンドが2月6日(日本時間7日)、クリーブランド・キャバリアーズへトレードされることが決まった。 2度のオールスター出場を誇るドラモンドは、2012年のドラフト1巡目9位指名でNBA入り。以降ピストンズ一筋、インサイドの要としてチームを支えてきた。2015-16シーズンに平均14.8リバウンドでリーグ1位に輝くと、2017-18シーズンからも2年連続でリバウンド王を獲得。キャリア平均13.9本は伝説の職人デニス・ロッドマン(同13.1本/元シカゴ・ブルズほか)を上回っており、現役最強のリバウンダーとして名を馳せている。 来季2875万ドル(約31億6000万円)の契約を破棄できる権利を持つため、トレード候補に挙げられていたが、今回イースタン・カンファレンス最下位に沈むキャバリアーズ行きが決まった。 『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、ピストンズはドラモンド放出の見返りとしてジョン・ヘンソン、ブランドン・ナイト、2023年のドラフト2巡目指名権を手にするという。 ドラモンドはトレードが合意に至った後、自身のツイッターに「NBAについて学んだことがあるとすれば、友人もいなければ忠誠心もない。俺はピストンズに心と魂を捧げた。起こったことは、これが単なるビジネスなんだと実感させる! 愛してるよ、デトロイト…」と投稿。慣れ親しんだフランチャイズを離れることに寂しさを滲ませている。 ピストンズが獲得した2人は、今季キャバリアーズで主にベンチから出場。ヘンソンが平均5.0得点、3.9リバウンド、ナイトは平均4.9得点、1.9アシストにとどまっている。なお今回のトレードに併せて、ピストンズはポイントガードのティム・フレイジャーを解雇するという。

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