オクラホマシティ・サンダーのクリス・ポール、デニス・シュルーダー、スティーブン・アダムスの3選手が、2月7日(日本時間6日)のトレード・デッドラインを目前に控えた現在の心境について、『THE OKLAHOMAN』の取材で語った。 昨年7月にヒューストン・ロケッツからオクラホマシティ・サンダーにトレードされたポールは、今のチームについて「もちろん、ここに残りたいさ。こんなに良いチームでプレイしたことは、今まで一度もなかったと思う」とコメントしている。 ポールはこれまでに3度トレードされているが、シーズンの途中にトレードされたことはない。そんなポールは、トレード・デッドラインについて「選手はトレードに関しては何もできない。俺たちは自分ができることをやるだけなんだ」と語った。 今シーズン、ポールは2014-15シーズン以降で最高のフィールドゴール成功率(47.7%)を記録する好調ぶりを見せているが、高額なサラリーがチームにとっての懸念材料となっている。34歳のポールのサラリーは、来シーズンは4130万ドル(約45億円)で、2021-22シーズンは4420万ドル(約48億円)になる。 また、今シーズンのトレード候補の1人と噂されていたシュルーダーは、「トレードのことに関しては、選手は全く気にしていないと思う。あくまでもビジネスだからね。もし何かあって、ゼネラルマネージャーのサム(プレスティ)が俺に電話してきたら、それを受け止めて前に進むだけだ。今のところ、チームはとても良い状態だけどね」とコメントしている。 同じく、トレードの噂があったセンターのアダムスは、トレード情報をいち早く報じるESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者のことを引き合いに出して「世界中の人々が、Woj(ウォジナロウスキー記者)の言葉は予言だと信じている」というジョークを飛ばして、トレード・デッドライン直前の緊張をほぐしていた。