電撃引退のダレン・コリソンにNBA復帰の可能性が浮上

昨年6月に突然の現役引退を発表したPG(ポイントガード)のダレン・コリソンに、NBA復帰の可能性が浮上しているという。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が、リーグ情報筋の話として報じている。 コリソンは2009年のドラフト1巡目21位指名でNBA入り。所属するチームでは、常に安定感のあるプレイで攻撃をリードしてきた。しかし10年目の昨季、平均11.2得点、3.1リバウンド、6.0アシストを挙げてインディアナ・ペイサーズからフリーエージェントになるオフの動向が注目されたなかで、突然の現役引退を発表した。 声明の中では、「バスケットボールは子どもの頃から自分の人生そのものだった。試合でプレイする以上の喜びが得られるなんて想像したこともなかった。今もバスケットボールを愛しているけど、より大事なものもある。僕にとっては、家族と信仰心(エホバの証人)がそれにあたる」と深い信仰心が理由に関係していることを示唆していた。 しかし2020年を迎え、そのコリソンに電撃復帰の可能性が浮上した。リーグ情報筋によれば、32歳のベテランPGは2月のNBA復帰を検討。多くのチームがコリソンの動向に熱視線を送り、代理人のビル・ダフィー氏や周辺関係者に連絡を取り続けているが、レイカーズとクリッパーズのロサンゼルス勢が有力候補として浮上しているという。 レイカーズとクリッパーズは、グリズリーズからトレードで放出される可能性があるアンドレ・イグダーラの獲得でも競合しているとされ、ライバル関係にさらに火が付くかもしれない。 ウォジナロウスキー記者は「コリソンの復帰が2月6日のトレード最終期限日前になることはまずない」と指摘しているが、コリソンは故郷カリフォルニア州に拠点を置くロサンゼルスのチームでNBAキャリアを再開させることになるのだろうか。

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