2019年のドラフト1巡目1位指名でNBA入りしたニューオーリンズ・ペリカンズの新人ザイオン・ウィリアムソンが、1月中にデビューを飾る可能性が報じられている。 高校時代に強烈なダンクを連発して注目を浴び、デューク大で平均22.6得点、8.9リバウンドの成績を残すなど、“レブロン・ジェームズの再来”と騒がれたザイオン。しかし、開幕前に右膝半月板損傷で手術を受け、ルーキーイヤーはここまでまだ1試合も出場していない。 復帰まで6~8週間と発表されていたなか、手術から2カ月が経過。現地12月17日にジャンプなしでのシュート練習を開始し、同28日のインディアナ・ペイサーズ戦前にはウォーミングアップでドライブからダンクを決める様子が、ペリカンズの公式ツイッターでアップされていた。 球団首脳陣はザイオンについて慎重な姿勢を貫いているが、復帰の瞬間が近づいているようだ。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、「(ザイオンは)1月1日に練習に戻るとされている。1月のデビューを望んでいると言われている」とレポートしている。 これを受け、『CBSスポーツ』も現状でザイオンは5対5、3対3のドリルはまだ行っておらず、ウォーキングやランニングのフォーム修正など、個人メニューに焦点を合わせていることに触れつつ、今後を展望している。 「どのゲームがデビュー戦になるかまだ明確ではない。実際に練習に戻り、チームがザイオンの回復を確かめられた時、デビュー日が確定されるだろう」 ペリカンズは1月に15試合が組まれている。ついに超大型ルーキーがコートに立つ瞬間を目にすることができる可能性が高まってきた。