左アキレス腱の断裂により今シーズンの残り試合を全休することになったロドニー・フッドのサラリーのうち286万ドル(約3億円)が、ポートランド・トレイルブレイザーズの今シーズンのチーム・サラリーの総額から免除されることが決まった。 『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、現地12月17日に自身のツイッターで「情報筋によると、トレイルブレイザーズは、ロドニー・フッドのサラリーから286万ドルの故障者例外条項の適用を受けることを許可されたようだ」とツイートしている。 『Hoopshype.com』によると、フッドの今シーズンのサラリーは571万8000ドル(約6億2000万円)とのことだが、このうち286万ドルはチームのサラリー総額には計上されない(フッドにはサラリーの全額が支払われる)。 フッドがアキレス腱を断裂したのは、同6日に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦の最中だ。この試合に先発出場したフッドは、試合開始から約9分が経過した場面でディフェンシブ・リバウンドをキャッチしたが、着地した後にそのままフロアに倒れ込んだ。フッドはフロアに横になったまま左足を抱え、チームメイトの肩を借りてコートを後にした。ロッカールームに下がる際に、フッドは負傷した脚の方に体重をかけられない様子だった。 今シーズン、フッドは21試合に出場し(全て先発)、1試合平均29.5分間のプレイで平均11得点、3.4リバウンド、1.5アシスト、0.81スティール、フィールドゴール成功率50.6%、3ポイントシュート成功率49.3%、フリースロー成功率77.8%を記録していた(フィールドゴール成功率、3ポイントシュート成功率、平均リバウンド数はキャリアハイの数字)。 怪我をした試合の時点で、フッドは3ポイントシュート成功率で今季のリーグ4位、フィールドゴール成功率で今季のリーグ25位にランクしていた。