敵将にはどう映った? サンズHCの“八村評”

ワシントン・ウィザーズの八村塁は、NBAデビューから16試合に出場して平均12.1得点、5.3リバウンド、0.75スティール、0.19ブロックをマークしている。開幕からスターターの座を張り続けている点からも期待の大きさがうかがえるが、では対戦相手から見た八村はどのように映っているのか。現地11月27日に対峙したフェニックス・サンズのモンティ・ウィリアムズHC(ヘッドコーチ)に訊いた。 八村は日本人選手として史上初めてドラフト1巡目(9位)で指名されてNBA入り。ウィザーズはパワーフォワードが他にダービス・ベルターンスのみと選手層が薄いことも手伝って、開幕から全16試合で先発、平均26.8分のプレイ時間を与えられている。 西海岸でのアウェー6連戦4試合目となったサンズ戦でも先発出場。203cmの八村より大きい身長208cmのダリオ・シャリッチとのマッチアップとなった。前半は当たりの激しいマークと高さに苦しみ、第2Q(クォーター)終盤には速攻からダンクを狙ったところを相手エースのデビン・ブッカーにブロックされてコートに打ち付けられた。 八村はファウルが吹かれないことにもどかしさを感じつつも、それであれば「もう全部ダンクに行くしかない」とアグレッシブモードをさらに加速。第3Q残り3分16秒、ゴール下でトーマス・ブライアントからパスを受けると、それまで封じられていたシャリッチを弾き飛ばして豪快にダンクを叩き込んだ。 サンズ戦の八村は6得点、6リバウンド、自己最多の2ブロックという成績以上に、守備での奮闘と目に見えない部分でのチームの活性化が光った。スコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)も「成長が感じられた」と試合後に語ったが、4試合ぶりに最終Qで起用された采配からも信頼の証明だろう。では、敵将には八村がどのように映ったか。ウィリアムズHCはオールラウンダーぶりを評価している。 「彼は昨年カレッジ(ゴンザガ大)でプレイしていたけど、スキルを備えたハイエナジーガイだ。周囲とのコンビネーションもいい。(ミドルレンジの)シューティングもいいね。ポストアップもできて、ゴール下ではダイナミックにプレイしてくる。ワシントンの重要なピースの一つになっている。彼は若くして本当にいいプレイヤーだ」 ウィリアムズHCの言葉は多少リップサービスが含まれているかもしれないが、対戦相手がウィザーズをスカウティングするうえで、八村のバイタリティ溢れるプレイを警戒しているのは間違いない。 次に対戦するのは、“キング”ことレブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスの強力コンビを擁するリーグ首位のロサンゼルス・レイカーズ。スーパースターに一目置かれるパフォーマンスを披露してくれることに期待したい。

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