メンフィス・グリズリーズの渡邊雄太は、プレシーズン最終戦となった現地18日のサンアントニオ・スパーズ戦終盤から途中出場。最後に1リバウンドをマークした。 アウェーのグリズリーズは第1Qで20-31とリードを許し、追いかける展開が続く。期待の新人PG(ポイントガード)ジャ・モラントが懸命の攻撃を見せるが、チーム全体は試合を通じて3ポイント成功35本中7本(成功率20%)とロングシュートに苦戦。点差を詰められないまま、試合終盤を迎えた。 渡邊に出番が巡ってきたのは89-102で迎えた第4Q残り1分23秒。スパーズの新人フォワード、ケルドン・ジョンソンにマークにつく。攻撃では1度ボールに触ったのみだったが、残り15秒で相手と競りながらリバウンドを取り、スコアシートに記録を残した。 16日のオクラホマシティ・サンダー戦では、第4Q残り8分から登場して空中で相手をかわす華麗なダブルクラッチでシュートを決めるなど8得点と結果を残していたが、この日は1分間の出場で1リバウンドに終わった。 グリズリーズは23日に敵地でマイアミ・ヒートと開幕戦を迎える。2WAY契約2年目の渡邊は、本契約を勝ち取ることができるだろうか。