先週末、76ersは公開練習を実施し、集まったファンの前で5対5に分かれスクリメージを行った。今シーズンの76ersは、FAでアル・ホーフォード、サイン&トレードでジョシュ・リチャードソンを獲得するなど、ロスターの入れ替えを断行。新戦力との連携に大きな手応えを感じている。 司令塔を務めるベン・シモンズは「ケミストリーは僕が予想したよりも間違いなく速くよくなっている。僕たちはとても楽しんでプレイしている。これはチームにとって正しい方法へと進む大きなステップだ」と語っている。 今シーズン、76ersの先発はシモンズ、トバイアス・ハリス、ジョエル・エンビードの残留組、リチャードソンとホーフォードの新戦力で構成される見込み。ヒートから加入のリチャードソンは、「まだ学んでいる最中だけど、スタートとしては良いところにいる」と、先発5人の連携に好感触だ。 また、セルティックスから加入のホーフォードは、シモンズのリーダーシップを称え、ケミストリーについても次のように見ている。「ベンはチームを引っ張り、みんなを気分よく、同じ考えを持ってプレイさせようとしている。この姿を見られるのは良いことだ」 「ケミストリーを良くするには、時間がかかるものだが、今日もたくさんの良い場面があった。ただ、これは毎日、トレーニングを続けていかないといけないもの。一緒の機会を増やすことで良くなっていける」