シクサーズがチャールズ・バークレー氏の銅像を披露

フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)の練習場にある「レジェンズ・ウォーク」で、チャールズ・バークレー氏の銅像の除幕式が行われた。彼の銅像は、レジェンズ・ウォークに建てられた8つ目の銅像だ。 除幕式には、シクサーズの共同経営者のジョシュ・ハリス氏とデイビッド・ブリッツァー氏、エルトン・ブランドGM(ゼネラルマネージャー)、クリス・ヘック球団社長、元ヘッドコーチのビリー・カニンガム氏、ブレット・ブラウン現HC、実況のマーク・ザモフ氏、そしてバークレー氏本人が立ち会った。 バークレー氏は過去を振り返って「アラバマ州のリーズで生まれ育ち、56歳になってペンシルバニア州のフィラデルフィアに自分の銅像が建った。ここまでは素晴らしい旅路だった。感謝の言葉しかない。人々はいつも俺のことを『サイズが足りない』と言っていた。だが、たとえサイズが足りないパワーフォワードや小柄なガードであっても、このリーグで成功できるんだ」とコメントした。 ブランドGMはバークレー氏について「高いレベルでプレイする上で重要なのは身長ではなく、ハートのサイズや気持ちや情熱であることを彼は教えてくれた。現役時代、私は彼を目標にし、彼のプレイを日々取り入れ続けていた」と語っている。 現役時代にオールスター選出11回、オールNBAチームへの選出11回、1992-93シーズンのMVP、2度のオリンピック金メダル獲得といった輝かしい経歴を残したバークレー氏は、2006年にバスケットボールの殿堂入りも果たした。 現在はTNTのNBA放送で活躍しているバークレー氏は、1984年にドラフトされた当時を振り返って以下のようにコメントした。 「あぁ、フィラデルフィアはなんて素晴らしい街なんだ。私の心はいつだってフィラデルフィアと共にあります」 ヘック球団社長は「彼はコート上で凄い存在感を放っていた。しかし、彼のオフコートでの貢献について知る人は少ないはずだ。彼は、今でも象徴的な存在として地域の一部になっている」と、バークレー氏の知られざる一面を明かした。 ブラウンHCは、練習施設に来るたびに、いつもシクサーズの豊かな歴史を肌で感じているそうだ。彼は、選手たちにも同じような気持ちになってもらいたいそうだ。 レジェンズ・ウォークに飾られている銅像やバナーについて、ブラウンHCは「本当に息を呑む光景だ」と語っている。

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