ジャズの守護神ルディ・ゴベアがFIBAワールドカップでの優勝を目指す!

世界ランク3位のフランス代表は、今夏に中国で開催されるFIBAワールドカップの優勝候補の一角だ。そんなタレント豊富なフランス代表の中で、一際重要な役目を担っているのがビッグマンのルディ・ゴベアだ。 ユタ・ジャズの守護神としての地位を確立している27歳のゴベアは、FIBAの舞台でも名を上げようと躍起になっている。彼は伝統的な『インサイド主体のビッグマン』として類まれな才能を持っているが、最近はプレーの幅を徐々に広げつつある。 昨シーズン、ゴベアはフィールドゴール成功率でリーグ1位(66.8%)、総リバウンド数でリーグ2位(1041リバウンド)、総ブロック数でリーグ2位(187ブロック)、ディフェンス・レーティングでリーグ4位(100.4)、エフィシェンシー・レーティングでリーグ10位(24.6)にランクした。 ゴベアのディフェンス能力の高さは、2年連続で最優秀守備選手賞を受賞し、NBA・ファーストチーム・オール・ディフェンスに3年連続で選出されていることからも明らかだ。 だが、NBAでの成功はゴベアの夢の一部に過ぎない。彼はフランス代表として国際試合で結果を残すことも目標に掲げているようだ。 今年7月、ゴベアはFIBAのインタビューで「オリンピックやワールドカップで金メダルを獲得することを、いつも夢見ている。それは昔からの夢だったし、今も同じ思いを持っている。それがどれだけ大変なことかは理解しているが、それは俺たちのゴールであり、目標なんだ」と語っている。 2014年のワールドカップで、その夢は叶いかけた。準々決勝で開催国のスペイン代表を65-52で下したフランス代表は、準決勝でセルビア代表をあと一歩のところまで追い詰めた。 その時のことを、ゴベアは以下のように振り返っている。 「準々決勝で開催国のスペイン代表を破ったことが、俺にとって非常に大きな出来事だった。俺たちは、フルメンバーのスペイン代表を追う立場だった。それに、彼らはホームで負け無しだった。当時まだ若かった俺のその後のキャリアにとって、あの勝利は重要なターニング・ポイントになったんだ。あれは素晴らしい体験だった」 ゴール下でサイズと運動能力を発揮するゴベアの存在感がフランス代表の勝利の鍵になっているのは、誰の目にも明らかだ。フランス代表のフォワードのニコラス・バトゥーム(シャーロット・ホーネッツ)は、8月に行われたFIBAのインタビューでゴベアの存在感について「ルディ・ゴベアが後ろに控えていることは、俺たちのチームにとって大きなプラスだ。2014年のFIBAワールドカップでの彼のディフェンスも素晴らしかった。彼のディフェンスがあったからこそ、フランス代表はあそこまで勝ち進むことができたんだ」とコメントしている。 フランス代表がリバウンドとセカンドチャンス・ポイントで他チームを圧倒しているのは、ゴベアのおかげだ。しかし、相手チームはゴベアをペリメーターに引っ張り出すためにフロアを広く使ってくるはずだ。その結果、相手チームのアウトサイド・シュートが好調だとフランス代表は危機に陥ることになるが、彼らには優秀なペリメーター・ディフェンダーも揃っている。 もちろん、ゴベアはペリメーターにおいても優秀なディフェンダーだが、チームメイトのバトゥーム、エバン・フォーニエ(オーランド・マジック)、フランク・ニリキナ(ニューヨーク・ニックス)、エリー・オコボ(フェニックス・サンズ)らも、NBAの舞台で優秀なペリメーター・オフェンス・プレイヤーをディフェンスする経験を積んでいる。フランス代表と対戦するチームは、簡単に得点することはできないだろう。 FIBAワールドカップの予選グループGでフランス代表と対戦するのは、ドミニカ共和国代表(FIBAランク18位)、ドイツ代表(FIBAランク22位)、ヨルダン代表(FIBAランク49位)の3チームだ。FIBAワールドカップでは確実な勝利は保証されないが、おそらくフランス代表はこの予選ラウンドを勝ち抜いて決勝トーナメントに進むだろう。 フランス代表がFIBAワールドカップを制するためには、ディフェンスだけでなくシュートを確実に決める必要もあるが、もし試合が接戦のまま試合終盤に差し掛かれば、リバウンドとセカンド・チャンス・ポイントで力を発揮するゴベアがチームを救ってくれるかもしれない。

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