今年のNBAドラフト1巡目全体3位指名でニューヨーク・ニックスに入団したスウィングマンのRJ・バレットが、怪我の影響により今夏のFIBAワールドカップへの出場を辞退することが分かった。彼は、カナダ代表のメンバーとしてFIBAワールドカップに出場することが期待されていた。 The Athleticのシャムス・シャラニア記者によると、バレットはラスベガスで開催されたNBAサマーリーグで軽いふくらはぎの肉離れを負ったため、代表参加の辞退を決めたそうだ。現在、カナダはFIBAランキングの23位にランクしている。 バレットは、大会には出場しないものの、トロントで行われる代表のトレーニングキャンプやチーム・イベントには参加するそうだ。 デューク大出身のバレットは、ユース時代に何度も国際大会を経験ししている。カナダ代表がイタリア代表とアメリカ代表を下して見事優勝した2017年のFIBA U-19ワールドカップで、バレットは大会MVPに輝いている。 バレットは、今夏のサマーリーグで5試合に出場し、1試合平均30分間のプレーで平均15.4得点、8.6リバウンド、4.2アシスト、フィールドゴール成功率34%を記録した。103-87で勝利したワシントン・ウィザーズ戦で、彼は21得点、8リバウンド、10アシストという大活躍を見せている。