日本時間3月11日（現地10日）、NBAはミネソタ・ティンバーウルブズのルディ・ゴベアがレフェリーに対して不適切かつプロフェッショナルではないジェスチャーをした上に、公の場で批判したとして10万ドルの罰金処分を科したと発表した。今回の処分は、ゴベアが過去にレフェリーを公に批判していた事例を考慮して下されたものだという。 ゴベアは9日（同8日）に104-113で敗れたクリーブランド・キャバリアーズ戦、6つ目のファウルを吹かれて退場となった際に、主審のスコット・フォスターに対して賄賂を受け取っていることを仄めかすようなジェスチャーをしていた。フォスターはその場面を見ていなかったものの、別のレフェリーがチェックしていたためテクニカルファウルがコールされていた。 さらに試合後、ゴベアはスポーツベッティングが試合結果に大きな影響を与えている可能性があると語り、そこにレフェリーが関与しているとも受け取れるような発言をしていた。 このキャバリアーズ戦でクリス・フィンチHC（ヘッドコーチ）に代わって指揮を務めたマイカ・ノリAC（アシスタントコーチ）は、ゴベアの行動について「賢くならないと」と苦言を呈している。 なお、ゴベアが公の場でレフェリーを批判して罰金を科されるのは4度目となる。