カワイ・レナードが直近14戦12勝と好調キープも満足せず「俺たちは望んでいる場所にはまだいない」

ロサンゼルス・クリッパーズは日本時間1月27日(現地26日)に敵地で行われたトロント・ラプターズ戦で127-107と勝利して4連勝。直近14試合で12勝を挙げ、ウェスト3位(29勝14敗)の好位置をキープしている。 クリッパーズは前半で66-52とリードを奪うと、第3クォーター終了時点で95-81と優勢。第4クォーターは連戦を見据えて主軸のカワイ・レナードを温存するなかでも勢いは衰えず、最大21点差をつけて快勝した。 この試合、シーズン途中に加入したジェームズ・ハーデンがチームトップの22得点、10リバウンド、13アシストでクリッパーズ移籍後初のトリプルダブル(通算75回目)を達成。さらにポール・ジョージが21得点、レナードが16得点、ベンチスタートのラッセル・ウェストブルックも20得点と中心選手たちが揃って活躍した。 クリッパーズはペイント内で総得点の55%を占める70得点を記録。『AP通信』のイアン・ハリソン記者によれば、ラプターズのダーコ・ラヤコビッチHC(ヘッドコーチ)は「彼らは大きくて力強い。ペイント内を攻撃してくる」と相手の強みに触れた。クリッパーズのタロン・ルーHC(ヘッドコーチ)は「ジェームズは素晴らしかった。彼はみんなをハッピーにさせる。ジェームズが加わり、PG(ジョージ)とカワイ(レナード)の負担が減った。これは我々にとって大きなことだ」と、攻撃を司ったベテランのハーデンを称えている。 クリッパーズはオクラホマシティ・サンダー、ミネソタ・ティンバーウルブズ(ともに32勝13敗)に次ぐウェスト3位の成績を残しているが、今季チームトップの平均23.5得点を挙げているレナードは、「もっと良くなることを目指したい。俺たちは望んでいる場所にはまだいない」と、さらなる高みを見据えていた。

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