タイリース・マクシーは「76ersのベストプレイヤー」 エンビードが後輩に発破「俺たちを支えてくれ」

フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)は、日本時間1月20日(現地19日)に敵地で行われたオーランド・マジック戦で124-109と勝利した。ジョエル・エンビードとタイリース・マクシーがともに30得点以上。29歳のエンビードはハーフタイムに、23歳のマクシーに奮起を促していたという。『USAトゥデー』のカイ・カーリン記者が伝えた。 シクサーズはエンビードが前半だけで28得点を挙げるなど、最終的に36得点(フィールドゴール12/22、3ポイント1/2、フリースロー11/11)、7リバウンドとフランチャイズ記録の19試合連続30得点以上をマーク。マクシーも11試合連続で20得点以上となる32得点(フィールドゴール10/20、3ポイント4/10、フリースロー8/9)、5アシストを記録したが、第4クォーターには出場しなかったエンビードは、ハーフタイムにマクシーへメッセージを送っていたという。 「彼に『時間だ』と言った。『目を覚まして自分のプレイをし、俺たちを支えてくれ』とね。第4クォーターが来たら彼の番。俺たちがボールを託すべきは彼だ。俺たちのベストプレイヤーだから、彼が得点し、みんなのためにプレイできるようにボールを持たせないといけない」 エンビードとマクシーは、ともに30得点以上を挙げたのが今季8回目。1965-66シーズンにウィルト・チェンバレンとハル・グリアが記録した7回を抜いてフランチャイズに新たな歴史を刻んだ。 マクシーは試合後、「リードを奪い、リードを保てれば、ビッグフェラ(エンビード)は休むことができる。彼は最初の3クォーターで多くのことをやってくれたし、僕たちの仕事はコート上で最後までやり遂げることだった」と、エンビードの言葉に応えられたことに胸を張った。 27勝13敗のシクサーズはボストン・セルティックス(32勝10敗)、ミルウォーキー・バックス(29勝13敗)に次いでイースト3位。3年連続得点王に邁進するエンビードと、平均26.2得点と成長著しい4年目のマクシーのコンビから目が離せない。

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