NBAオールスターで注目されるイベントのひとつが、ダンクコンテンストだ。ここで豪快な技を披露できれば、一気に知名度は高まる。しかし、身体能力が高くルーキーイヤーから派手なダンクを決めていたゴールデンステイト・ウォリアーズのジョナサン・クミンガにとって、参加を即決できるようなイベントではないようだ。ためらう理由を『NBC Sports Bay Area』が伝えている。 「(参加するか否かは)じっくり考えなければならない。今まで参加するなんて考えたことはなかった。もしそうするなら本当に時間をかけて考えないと」 クミンガがダンクコンテストへの参加を躊躇する理由のひとつは、コンテストで注目されるようなクリエイティビティーのあるダンカーではないと考えているからだ。普段はよりシンプルなダンクを好んでいるという。とは言え、試合を観ていると往年のダンカーにも勝るとも劣らないようなダンクを幾度となく披露しており、それらはしばしばSNSでも注目されてきた。 それでもクミンガは、「ゲームタイムでのダンクは、観客やチームそして自分自身をも盛り上げる。自分はそういうタイプのダンカーだ。360とかウィンドミル、そういう派手なパフォーマンスで魅せるタイプじゃない」と謙遜する。 最近はドレイモンド・グリーンの出場停止処分に伴い、出番を増やしているクミンガ。よりダンクを披露するチャンスが増えているなか、コンテスト出場を望む声は今よりも高まっていくに違いない。