ロサンゼルス・クリッパーズのジェームズ・ハーデンは、日本時間12月15日(現地14日)に行われたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で28得点、7リバウンド、15アシスト、4ブロック、1スティールを挙げ、121-113の勝利に貢献した。 2009年のドラフト全体3位指名でNBA入りしたハーデンは、これまでオクラホマシティ・サンダー、ヒューストン・ロケッツ、ブルックリン・ネッツ、フィラデルフィア・76ers、クリッパーズでプレイ。15年目を迎えたなか、ウォリアーズ戦で史上24人目となる通算2万5000得点の大台突破を果たした。 現役ではレブロン・ジェームズ(歴代1位/3万9257得点)、ケビン・デュラント(歴代10位/2万7537得点)、ハーデンの3人のみ。ハーデンは今季19試合に出場して平均16.6得点を記録しており、シーズン中にジェリー・ウェスト(歴代23位/2万5192得点)、レジー・ミラー(歴代22位/2万5279得点)、アレックス・イングリッシュ(歴代21位/2万5613得点)、ヴィンス・カーター(歴代20位/2万5728得点)を抜き、トップ20にランクインする可能性もある。 『Sports Illustrated』のジョーイ・リン記者によれば、ハーデンは試合後、英雄コービー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)をお手本にしてきたことを語ったという。 「LA(LAの南に隣接するコンプトン)出身の俺にとってはコービーだ。右手と左手が使える両利き…彼(コービー)はそうなんだ。小さい頃は今の自分があるとは思ってもみなかった。でも、今日まで自分がどれだけ努力してきたかの証でもあると思う。人々は好き勝手物事を言うことができるけど、ことバスケットボールに関しては努力をしなければここまで来られない。バスケットボールを辞めるその日まで、努力を続ける道は続く。まだまだ先は長い。今日みたいに28~30得点だろうが、10得点だろうが、仕事をするだけだ。明日はジムでシュート練習をする。それは変わらないよ」 現在34歳のハーデンがどこまで記録を伸ばすのか、興味深い。