今オフ、ミルウォーキー・バックスからポートランド・トレイルブレイザーズを経てボストン・セルティックスへやって来たドリュー・ホリデーが、新天地で早くもやる気を見せている。加入後初の練習に参加後、ホリデーが会見で語った言葉を『NBC Sports Boston』が伝えている。 1週間で2度トレードされ「間違いなく目まぐるしかった」と振り返った。それと同時に、「自分はチャンピオンになるためにここにいる」と新天地での目標は優勝と言い切る。 ホリデーはバックス在籍時の2021年に優勝を経験している。そのメンバーと別れを経験することとなったが、新しいチームメイトとは早くも良好な関係を築いているようだ。 「みんなとても親切だった。どこに住めばいいのか、何が近くにあるのかとか教えてくれたんだ。コート外で家族のことばかり考えている自分にとってはとてもありがたい。家族が一番大切だからね」 さらに、ジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)も、トレードが成立した直後にピック&ロールのディフェンスやオフェンスなどの映像をホリデーに送ったという。そうした姿勢からも自身が歓迎されていることを感じているようだ。 ロサンゼルス出身でレイカーズファンとして育ったというホリデーだが、ライバルチームへの加入について「家族は恐らく傷ついている」と語った一方で、「ボストンがブルーカラーの町であることをよく理解している。自分もそういうタイプの人間。コートに立つたびに(ボストンのファンに)すべてを捧げる」とチームへの忠誠を誓った。 マーカス・スマート(現メンフィス・グリズリーズ)を失ったセルティックスだが、同じPGのホリデーも攻守で頼りになる存在だ。2008年以来遠ざかっている頂点に向けて、ラストピースとなれるか。