バッシュで紐解くNBAヒストリー / vol.2:ジェームズ・ハーデン&『adidas Harden Vol.4』【木村タカヒロ】

10月8、10日、「NBA JAPAN GAMES 2019 Presented by Rakuten」がさいたまスーパーアリーナで開催され、ヒューストン・ロケッツとトロント・ラプターズが対戦しました。2003年以来16年ぶりとなる日本でのNBAの試合で、最もファンの声援を受けていたのがロケッツのエース、ジェームズ・ハーデンでした。 ハーデンが着用していたシューズは、自身のシグネチャーモデルである『adidas Harden Vol.4』です。 過去のVol.1~3と同様、ハーデンの独特のリズムとステップワークに対応できるよう、ローカットのモデルとなっています。 今でこそアディダスの顔となったハーデンですが、元々はナイキの愛好者でした。高校時代からナイキを履いており、2009年のドラフトでオクラホマシティ・サンダーに指名されNBA選手となったタイミングでナイキと契約をします。しかし、当時ベンチからのスタートが多かったハーデンにシグネチャーモデルが与えられることはなく、ナイキの数多くいる契約選手の1人でしかありませんでした。それゆえハーデンはナイキから与えられた『ハイパーチェイス』や『ズームクルセイダー』を着用していました。 転機となったのは、ロケッツへと移籍した2012-13シーズン。オールスターにも毎シーズン選ばれるようになり、平均得点も20点台後半をキープするなどスター選手の仲間入りを果たしました。すると、ナイキとの契約が切れた2015年夏、アディダスと13年2億ドルという超大型契約を結んだのです。 そして2016年、遂に念願だったシグネチャーモデル『adidas Harden Vol.1』がリリースされると、このシューズを着用したハーデンは得点王とシーズンMVPに輝きます。その後の活躍はご存知の通りです。 昨シーズンは『adidas Harden Vol.3』を履いて、1989-90シーズンのマイケル・ジョーダン以来、NBA史上2人目となる1シーズン2,700得点・500アシスト・500リバウンドという金字塔を打ち立てました。はたして今シーズン、『adidas Harden Vol.4』を履いたハーデンはどれだけの記録を塗り替えていくのか、楽しみですね。

木村タカヒロ:スポーツ、バラエティ番組の構成作家。テレビ東京のスポーツニュース「SPORTSウォッチャー」や、「ロンドン五輪」「MASTERS」「ワールドカップバレー」など、様々なスポーツ中継に携わる。中学~高校時代はバスケ部に所属。

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