記憶を遡ること2003年、ロサンゼルス・クリッパーズVSシアトル・スーパーソニック (現オクラホマシティ・サンダー )のゲームが日本で開催されたが、実に16年ぶりのNジャパンゲームの開催記念とし 、アスリート&セレブのファッションチェック、「NBA JAPAN GAMES 2019」当日の観戦ルック術をレクチャー!
今シーズン、チームロゴとユニフォームを変更し、新たなスタートを切るロケッツ のフランチャイズプレイヤーといえば、髭がトレードマークのジェームズ・ハーデンだ。 196cm、99kgという屈強な肉体と抜群のスキルを兼備するハーデンは、変幻自在のボールハンドリングとステップワークを駆使して、ステップバック3と巧みなフリースロー獲得術で得点を量産。昨シーズンは平均36.1得点という圧巻のパフォーマンスで2年連続の得点王に輝いた。そんなリーグ屈指のSGとして君臨中のハーデンは、オフでは「ヴァレンティノ」のプレフォールコレクションルックに身を包み、パリコレに参戦した。 また、昨年「Y-3」がハーデンにインスパイアされたカプセルコレクションを発表するなど、ファッション界からもラブコールが絶えない。
2008年にサンダーでデビュー以来、これまでにNBAオールスターゲームに8度選出され、MVP、得点王、アシスト王を受賞するなど、NBAを代表するスタープレイヤーとして君臨するロケッツのラッセル・ウエストブルック。今回の「NBA JAPAN GAMES 2019」で3度目の来日となるウェストブルックは、自他共に認めるファッションアディクト! パリコレのフロントロウ常連であり、 自身のブランドまで立ち上げているNBA界きってのオシャレ番長。ウェストブルック曰く、“365日違う服を着る”というポリシーだけに、来日中もオフを見つけてはショッピングに繰り出すのがお約束。この日は、バイカラーのレザージャケットに「バルマン」のバイカーパンツ、シューレースをアレンジしたブーツで、ランウェイを彷彿させるクールな出で立ち。フォロワー数14百万人を誇るInstagramもチェック!
自身がクリエイティブディレクターを務める「フェンティ」が世界的大HITでノリにノッている歌姫リアーナ。この日は「ブルックリン・ネッツ」のフロントロウに友人でモデルのカーラ・デルヴィーニュ、ジェニファー・ロサレスと仲良く登場。リアーナのコートサイドの出没率は高く、数年前には「ゴールデンステイト・ウォリアーズ」VS「クリーブランド・キャバリアーズ」戦を観戦中、当時「ゴールデンステイト・ウォリアーズ」のKD(ケビン・デュラント)と、コート側で一悶着を起こしSNSでも大いにBUZZった。そんなリアーナの観戦ルックは、ディーバらしいストリートコーデ。 ファレル・ウィリアムスが立ち上げたブランド「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」のガールズライン、「ビリオネア・ガールズ・クラブ」のフーディにブラックのパンツ、足元はエア・ジョーダン1を合わせている。
Forbes誌が発表する「もっとも稼ぐモデル」ランキングの2018年版で8位に入り、若干22歳にして9億6250万円をも稼ぎ出した ベラ・ハディッド。LAにて友人と共に、過去に交際も噂された「ロサンゼルス・レイカーズ」のジョーダン・クラークソンのゲーム観戦姿をキャッチ。難易度高めのスタイルも一瞬にして自分のものにしてしまうほど、モデル界のオシャレトップランカーのベラは「クリソウ・バイ・ダン」のブルゾンに「リーバイス」のデニム、「ナイキ」のスニーカーでスポーティムード全快。
NBA界のスーパースターやセレブのファッションを参考にしつつ、ここからはリアルなゲーム観戦ルックをNBA Rakuten編集部が一挙お届け。まずは、昨シーズン王者「トロント・ラプターズ」×「ミッチェル&ネス」のブルゾンを主役に「ナイキ」のパンツ、足元はエア・ジョーダン12を合わせて、全身をラプターズカラーでまとめたアスレジャーコーデにTRY! リアーナ御用達「コンスタンティーノ」のフープピアスや、「ジョーダン ブランド」のヘッドバンドをプラスして、エッジィにスタイルアップ。
旬の異素材をパッチワークにした「ナイキ」のハイブリッドジャケットには、「サタデーズ」のデニムショーツを合わせて、カラーリングで遊ぶのが◎。足元は「ナイキ」の最旬キックス、“Air Force 1 WNTR THE10TH “Gore-Tex(エアフォース1 ウィンター ゴアテックス)”で、ストリートムードが一気に加速。
これぞスポーティモードなスタイルは、“JUST DO IT”の文字をあしらった「ナイキ」のジャケットを主役に、ヘルシーなクロップド丈の「ナイキ」のトレーナー、ブラックスキニーでシックにまとめるのが正解。仕上げは「シャネル」のアイコンバッグ、“ボーイシャネル”を投入してアスレジャーコーデを格上げ。
「NBA JAPAN GAMES 2019」の記念グッズとして発売中の「ミッチェル&ネス」×NBA「トロント・ラプターズ」のフーディは、今なお現役としてプレイをしている、「トロント・ラプターズ」のレジェンド、ビンス・カーターが2000年のオールスター 、ダンクコンテストで見せた神ダンクシーンを再現。あまりのダンクのキレっぷりに、当時、実況をしていたケニー・スミスが叫んだ「LET’S GO HOME」をプリントしたファンにはたまらない一着。キャップとパンツのトーンを統一し、シンプルなスタイルながらも、ゲーム会場で誰よりも目立つこと間違いなし!
異素材MIXが今っぽい「ナイキ」のフーディ、「サタデーズ」のショーツで全体をブラックトーンでまとめながらも、バイカラーのAF1投入でハイブリッドな着こなしをブラッシュアップ。細部に忍ばせたアクセントカラーでスパイスを効かせて。
ワンピースにもきれいめスタイルにも、断然スニーカーを合わすのが気分! キックスを眺めながらお酒を飲むほどスニーカーアディクトのエディターが、今季GIRLSにオススメしたいのが、トレンドの厚めミッドソールが特徴の「ナイキ」の“Air Force 1 Low Shadow(エアフォース1 ロー シャドウ)”。人気のクロスボディバッグもトーンを揃えて、とことんガーリーに仕上げて。
ブラック&レッドカラーでインパクト大のTシャツは、2004年「ヒューストン・ロケッツ」VS「サンアントニオ・スパーズ」戦で最終盤35秒間という短い時間に一人で13点を叩き出し、チームを奇跡の逆転勝ちに導いた、「ヒューストン・ロケッツ」のトレイシー・マグレディが見せた伝説的なパフォーマンスをモチーフしたもの。オーセンティックなストリートスタイルは、まさにレジェンドT-Mac伝説の証なのだ。
きたる10月8、10日の「NBA JAPAN GAMES 2019」で、リーグ屈指のスーパースターたちがさいたまスーパーアリーナで激突する光景は、最高のエンターテインメントになること間違いなし! NBA界のオシャレトップランカーやセレブを参考に、激アツなファッションに身を包み、会場で誰よりもフラッシュを浴びよう!
EDITOR:KATE T. OHIRA 元VOGUE GIRLエディター/ライター/PT/アスレティックトレーナー/NBA スポーツを通して生きることの素晴らしさを伝える。
PHOTO:TAKASHI IMAI
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