今季までフェニックス・サンズでヘッドコーチ(以下HC)を務めたモンティ・ウィリアムズが、デトロイト・ピストンズとの契約に合意したようだ。『ESPN』が報じている。契約は6年7850万ドルで、NBAのコーチとしてはリーグ史上最高額になるという。 51歳のウィリアムズは、デンバー・ナゲッツとのカンファレンス準決勝第6戦に敗れた直後にサンズから解雇されていた。 2021-22シーズンには球団史上最多となる64勝を挙げて最優秀コーチ賞に選ばれたウィリアムズは、サンズでレギュラーシーズン通算194勝115敗、プレイオフ通算27勝19敗を記録。2021年にはNBAファイナルにも進出している。 ピストンズはドウェイン・ケイシーがHCを退きフロント入りしており、ウィリアムズが後任を務めることとなる。なお、ケイシーは2018年からピストンズのHCを務めたが、5シーズンで121勝263敗と成績は伸び悩んでいた。