日本時間5月21日(現地20日)、ロサンゼルス・レイカーズはホームでデンバー・ナゲッツとのプレイオフ・カンファレンス決勝第3戦を戦い、108-119で敗れた。ナゲッツのジャマール・マレーに活躍を許すなどし、シリーズ0勝3敗と王手をかけられた。 これまでプレイオフでは、0勝3敗と追い詰められたチームのシリーズ戦績が0勝149敗というデータがある。第4戦も本拠地で戦えるレイカーズだが、ここから逆転してNBAファイナル進出を決めるのは決して容易ではない。 それでもレブロン・ジェームズは、決してあきらめた様子は見せなかった。 「とにかく1勝ずつ。第4戦に集中する。それしかない。第3戦は勝つチャンスもあったけど、うまくいかなかった。とにかく次の試合の準備をしないと。まずは1勝を手にしなければ。(第4戦は)自分たちにとっては1ゲームシリーズのようなものだ」 ダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)も、「まだ希望はある。まずは1試合勝つことに集中しなければならない」とコメントしている。 窮地に立たされたレイカーズだが、レギュラーシーズンでは2勝12敗のスタート、そして2月末にはカンファレンス13位という順位だったにもかかわらず、カンファレンス決勝まで勝ち進む粘りを見せている。MLBとNHLでは0勝3敗からの逆転勝利した事例があるが、レイカーズはNBAの歴史を塗り替えることができるか。