フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)のジェームズ・ハーデンは、昨夏4740万ドルのプレイヤーオプションを行使してFA(フリーエージェント)となり、1440万ドル安い金額でシクサーズと再契約を結んでいた。それから1年。ハーデンは再び来季の契約(3560万ドル)をオプトアウトしてFAになるのではと報じられている。 『Bleacher Report』のクリス・ヘインズ記者は、ハーデンは複数年の契約と優勝を狙えるチームでのプレイを望んでいると述べているのだ。ヘインズ記者は情報筋の話として以下のようにコメントしている。 「33歳のハーデンは昨オフ、シクサーズのロスター構築をサポートするために大幅な減給を受け入れた。ハーデンは4年契約を今年求めるだろう。ヒューストン・ロケッツへの移籍は以前から噂されていたが、情報筋によるとハーデンは競争力のあるロスターが揃い、自身がより自由にバスケットボールをプレイできるチームのみを求めると言われている」 8月に34歳となるハーデンは、今季平均21.0点、リーグトップの10.7アシストとトップクラスの実力は健在だ。今季MVPのジョエル・エンビードを擁し、最大の契約を提示できるシクサーズに残るのか。はたまた噂されている古巣ロケッツ、または他のチームへの移籍を選ぶのか。ハーデンの去就が注目される。