日本時間5月7日(現地6日)、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)の息子ブロニーが、自身のインスタグラムで南カリフォルニア大学(以下USC)への進学を発表した。オハイオ州立、オレゴン、ケンタッキー、メンフィス、ミシガンなど多くの有望大学からオファーがあったと言われているが、ロサンゼルスに残り家族の近くでプレイする道を選んでいる。 兼ねてからNBAでの“親子共演”を望む父レブロンは、息子の大学進学に喜びを示した。ゴールデンステイト・ウォリアーズとのプレイオフ第3戦後、「人生で最高の日のひとつ」とコメントしている。 「家族が大学に行くのは初めてということもあって、さらに特別なことと感じている。今日の試合の結果がどうあれ、今日は個人的には負けられなかったんだ」 レブロン自身は高校から直接NBA入りしたため、大学には通っていない。母についても「コミュニティ・カレッジか何かで少しはキャンパスに足を踏み入れたかもしれないけど、小さい自分がそこら中を走り回っていたから、教室で多くの時間を過ごすことはできなかったんだ」と説明している。 以前レブロンは息子とNBAで共闘する夢を語っていたが、その思いは今も変わっていないという。ただし、最終決定権はブロニーにあるとしている。 「本気だったし、今も本気だ。ただし自分の願望が彼と同じとは限らない。自分がどうしたいかではない。子どもが何を望んでいるのか、耳を傾けないと」 ブロニーは早ければ2024年のドラフトにエントリーが可能となる。その頃には39歳となっているレブロンだが、今なおリーグトップクラスの実力を有しているのは誰もが知るところ。1年後、ジェームズ親子にはどのような未来が待っているのだろうか。