ロサンゼルス・レイカーズは日本時間3月18日(現地19日)、ホームで行われたダラス・マーベリックス戦で110-111と接戦を落とした。最終盤に逆転負けにつながるプレイをしてしまった主軸のアンソニー・デイビスは、「俺の責任」と悔やんだ。『ESPN』のデイブ・マクマナマン記者が伝えた。 右足の怪我でレブロン・ジェームズ不在のレイカーズは、デイビスがチームトップの26得点(フィールドゴール9/14、フリースロー8/11)、10リバウンド、3アシストを記録。しかし、4点リードの第4クォーター残り7.0秒で3ポイントを狙ったマーベリックスのマキシ・クレーバーにファウルしてフリースロー3本を献上(クレーバーはすべて成功)。109-108で迎えた残り6.1秒には、獲得したフリースロー2本の1本目を失敗。2本目こそ決めたが、リードを3点に広げられず、クレーバーに逆転の決勝ブザービーター3ポイントを沈められて敗れた。 レイカーズはプレイイン・トーナメント最後の椅子に滑り込む10位(34勝37敗)で、ストレートインの6位マーベリックスまで2ゲーム差である一方、13位のポートランド・トレイルブレイザーズまで2.5ゲーム差とポストシーズン進出に向けては予断を許さない状況だ。 デイビスは試合後、「ラストプレイは俺の責任だ」とチームメイトたちに伝えたことを明かしつつ、「俺たち(レイカーズ)はチャンスを逃している。フラストレーションが溜まるよ」ともどかしい胸中を吐露した。 ただ、同僚のウェニェン・ゲイブリエルは「AD(デイビス)は僕たちのリーダーだ。今、チームのベストプレイヤーで、その役割の責任を負っている。僕たちはADを信頼している。ADだけの問題ではないが、ケミストリーの面で批判するのではなく、彼が(リーダーとして)責任を負うことが重要だ」と話しており、ジェームズ不在の中ではデイビスがプレイでチームを牽引するしかない。