日本時間1月18日(現地17日)、元NBA選手でコーチとしても長らく活躍したクリス・フォードが逝去した。享年74。フォードの家族がボストン・セルティックスを通して発表している。死因は公表されていないが、現地メディアはフォードが心臓発作を起こし、フィラデルフィアで亡くなったと報じている。 フォードは1972年のドラフトでデトロイト・ピストンズの指名を受けNBA入り。1978年にセルティックスへ移籍し、1982年までプレイした。また、1979-80シーズンに3ポイントシュートが導入された際に、リーグで初めて3ポイントを決めたのがフォードだった。 引退後はセルティックスでアシスタントコーチに転身。その後セルティックス、ミルウォーキー・バックス、ロサンゼルス・クリッパーズ、フィラデルフィア・76ersでヘッドコーチも務めた。通算では699試合を指揮し、323勝376敗(.462)を記録。 現役時代の1981年、コーチ時代の1984年と1986年に優勝を経験している。