ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが、日本時間12月28日(現地27日)に行なわれたニューヨーク・ニックス戦で60点、21リバウンド、10アシストのトリプルダブルを達成した。60-20-10のトリプルダブルはリーグ史上初の快挙である。 さらに60点は球団最多得点記録で、21リバウンドはキャリアハイ。今季のトリプルダブルは7度目である。 とりわけ試合終盤のパフォーマンスは圧巻だった。112-115の3点ビハインドで迎えた第4クォーター残り4.2秒、フリースローを得たドンチッチは1本目を沈めて2点差に迫ったあと、2本目をわざとミス。オフェンシブ・リバウンドを自ら奪うと、バランスを崩しながらそのままシュートを放ち延長に持ち込む。その後も着実にフリースローを沈めて、126-121の勝利に導いた。 試合後のインタビューでは、「とても疲れたよ。回復するにはビールが必要だ」とジョークを飛ばした。 4連勝としたマーベリックスは、30日(同29日)にホームでヒューストン・ロケッツと対戦する。