ゴールデンステイト・ウォリアーズのデマーカス・カズンズにとっての初めてのプレイオフは、わずか2試合で終わった。 カズンズは、現地4月15日に行われたロサンゼルス・クリッパーズとのプレイオフ・ファーストラウンド第2戦の第1Q(クォーター)残り8分9秒に左脚を痛めて試合を途中退場し、翌日のMRI検査で左大腿四頭筋の断裂と診断された。 The Athleticのシャムス・シャラニア記者は、カズンズがプレイオフの残り試合を全休することを示唆しているが、チームは2週間ほど様子を見るとしている。 ESPNのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は、カズンズの左大腿四頭筋がどれだけ断裂しているか医師が判明するまでは正確なリハビリ期間は分からないだろうとリポートしている。 カズンズが負傷した試合後の会見で、ウォリアーズのスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は「カズンズの怪我はかなり深刻なようだ。彼はしばらく欠場することになるだろう」と語った。 チームメイトのクレイ・トンプソンは「俺たちは彼を全力でバックアップする。俺たちは『これは世界の終わりではない』、『君には素晴らしいバスケットボール人生が待っている』と彼に伝えたんだ。彼は、俺たちの言葉を信じてくれた。彼はきっと復活する。彼は戦士だからね」とコメントしている。 アキレス腱断裂からのリハビリ中だった昨オフにウォリアーズと契約したカズンズは、自身にとって初のプレイオフ進出を果たした。今シーズン、彼は30試合に出場し、1試合平均25.7分間のプレーで平均16.3得点、8.2リバウンド、3.6アシスト、1.3スティール、1.5ブロックを記録した。 試合後、エースのステフィン・カリーは「昨年どれだけ彼が頑張ったか知っているだけに、今回の怪我はとてもタフな事だ。プレイオフは大舞台だ。彼はずっとこのステージに立ちたかったんだ。どれだけ時間がかかるか分からないけれど、彼はきっとすぐに復帰する。だが、彼自身にとって非常に辛い状況であることは間違いない。本当にね。彼がこの大舞台に立てなくなるのは非常に悲しいことだ」と語った。