レイカーズ、開幕前にラッセル・ウェストブルックのトレード話をスパーズへ持ち掛けるも破談していたことが発覚

ロサンゼルス・レイカーズのラッセル・ウェストブルックは移籍も噂されたなかでシーズンインし、現在は先発からベンチスタートに移行してプレイしている。しかし、『HoopsHype』によれば、開幕前にはサンアントニオ・スパーズとのトレード交渉が行われていたという。 ウェストブルックは2021年夏にワシントン・ウィザーズから電撃トレードで加入したが、昨季は平均18.5得点、7.4リバウンド、7.1アシストと成績を落とし、カンファレンス11位(33勝49敗)でプレイオフ進出を逃す戦犯に挙げられてしまった。 オフにプレイヤーオプションとなって去就が注目されたなか、権利を行使してレイカーズに残留。スターターでシーズンをスタートしたが、直後にダービン・ハム新ヘッドコーチ(HC)はシックスマン起用への切り替えを決断し、ウェストブルックはここまで14試合に出場(先発は3試合)して、平均15.4得点、5.4リバウンド、7.7アシストを記録している。 シーズン終了後には無制限FA(フリーエージェント)となるが、『HoopsHype』によれば、レイカーズは開幕前にスパーズへトレードのオファーを出すも拒否されていたという。 「レイカーズはロッタリープロテクトの1巡目指名権とウェストブルックを駒に、スパーズのジョシュ・リチャードソンとダグ・マクダーモットを獲得しようとしていた。しかし、スパーズはプロテクトされていない1巡目指名権を希望。レイカーズはそれを望まず、交渉は行き詰まった」 再建中のスパーズと折り合いがつかず、レイカーズに残留することになったウェストブルック。34歳とベテランの域に入るなかで、自らの価値をプレイで証明できるだろうか。

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